第74回日本顕微鏡学会全国学術集会
一般公開プログラム
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日時:2018年5月28日(月)13:30~17:30 (13:00より久留米シティプラザ4回にて受付開始) 場所:久留米シティプラザ 福岡県久留米市六ツ門町8-1
「電子顕微鏡といえばTEMやSEM、でも、試料づくりや切片作製など判らないことばかり。ジャーナルのレビューアからは電顕を要求されて困ってるのよ。」
電子顕微鏡の問題を解決したい。一番基本になることを聞いてみたい。そんな研究者の皆様方向けに基礎技術チュートリアルを企画いたしました。本チュートリアルでは、電子顕微鏡を使う研究者の方々、電子顕微鏡技術認定委員会の委員とのディスカッションタイムを設けております。きっと皆さんの疑問や問題に答えを出してくれると思います。是非ご参加ください。
1)TEM(動物)全般(試料作製から観察の基礎的手技):立花利公
(東京慈恵会医科大学 教授)
一般的な動物組織は70%の水分を含み、柔らかく、自己融解を起こして時間とともに構造が変化していく。このような試料を電顕観察するために固定・脱水・包埋が必要となるが、それについてわかりやすく話す予定である。
2)TEM(植物)全般(試料作製から観察の基礎的手技):豊岡公徳
(理化学研究所 上級研究員)
植物は厚い細胞壁や大きな液胞、硬いデンプン顆粒など植物特有の細胞内小器官・細胞構造を持つ。そのため、植物組織は動物組織より固定・包埋が難しく、様々な工夫が必要である。本講演では、植物組織・植物培養細胞の観察法について紹介する。
3)TEM(微生物)全般(試料作製から観察の基礎的手技):山口正視
(千葉大学・真菌医学研究センター グランドフェロー)
微生物の試料作製・観察の基礎的手技は、基本的には、動物や植物試料と共通するところが多いが、微生物は小さいために、微生物独特の手技もいくつか存在する。本講演では、ウイルス、細菌、酵母の観察法について紹介する。
4)灌流固定:勝又 修
(北里大学医学部形態系解剖学教室)
灌流固定法は、主に心臓から固定液を注入して全身の血管を利用し素早く臓器を固定する手法である。一般の浸漬固定法では迅速な固定が難しいとされる中枢神経系などの固定に用いられるが、今回は動画を交えて本法を紹介する。
5)超薄切片法:馬場良子
(産業医科大学 医学部 第2解剖学)
TEM観察においては、試料を電子線が透過する厚さの切片(超薄切片)にする必要があり、その作製法を超薄切片法という。超薄切片法の基本について、分かりやすく話す予定である。
6)SEM全般(試料作製から観察の基礎的手技):甲賀大輔
7)講師との交流会(質問意見交換)
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※ 免疫電子顕微鏡法
徳安法
CELM
3次元電顕
画像解析等
クライオ電子顕微鏡
などなど、さらに高度な技術について知りたい方!学術集会内で多数のワークショップ・セッションが企画されています。これらの技術に興味をお持ちなら、迷わず学術集会へも参加登録してから、本チュートリアルにお申し込みください、お得です!
今回、日本顕微鏡学会では学会会員とは関係なく、すべての研究者の方に向けに、基礎技術チュートリアルを企画します。どなたでもご参加いただけます。
・顕微鏡学会学術講演会参加の方は無料です。お申し込みの際、参加登録番号をご記入ください。学術集会参加登録はこちら
・本チュートリアルのみ参加の方は、参加費¥5,000とさせていただきます。
(尚、本チュートリアル参加証で会期中の機器展示もご覧いただけます。)
事前受付は2018年5月26日正午で締め切りましたが、
当日受付も致します。
参加ご希望の方は、会場にて5月28日(月)13:00より参加受付を開始します。
久留米シティープラザ4階までお越しください。

「医・生物分野でのゼロから聞ける、電子顕微鏡試料作成と観察の基礎の基礎!」(仮題)